もみじの研究ノート

駅名標の奥深い世界へようこそ。

北海道の鉄道 出来事年表2021

2021年ももう終わります。今年もいろいろなことがありました。個人的な衝撃は、恵庭駅で運転見合わせ自動放送が流れたこと、釧路支社の周年記念イベント、オホーツクの復刻イベント、VSEの引退、山線の廃止が確定的になったこととかですかね。

・・・が、SNS上の情報はどんどん下に流れていってしまい、いつ何があったのかわからない!そこで8月と12月に出来事を年表形式でまとめる作業をしました。もともと8月に作って放置していたところ、12月に見返すと、ああ〜懐かしい。そしてこの作業はとても有意義だと再認識し、12月にも同じ作業を実施。2021と称しながら穴だらけですが、ぜひ振り返ってみてください。リンクにはフォロワーの方を中心としたツイッターのリンクを掲載しています。なお、日付は全て「その日時点でそうなっていることが確認された」くらいの正確性です。突発的な臨時列車の情報など一部を除き、その日に看板が変わったかどうかはわかりません。

 

情報募集します

まとめた情報は完全に私の主観です。「これを掲載してほしい」という要望がありましたら、ツイッターで日付と出来事、当時のツイッターのリンクがわかる資料をお送りください。私が「掲載するべきだな」と思ったら掲載します。

なお、「ダイヤ改正が実施され〜」「倶知安駅の新ホームが〜」のような、私が情報を載せなくても後世に残るであろう情報や、公式ホームページを見ればわかるような「当たり前の情報」は、基本的に掲載しません。

 

年表

  • 2月16日:恵庭駅で運転見合わせ自動放送が流れる(参考
  • 2月25日:札幌駅で「八軒から来ました」自動放送が流れる(参考
  • 3月20日晩生内駅の屋根が崩れる(参考
  • 4月29日:5月5日までの毎日、静内駅ホームが一部開放される(参考駅名標も復活する(参考
  • 5月19日:沼田町が恵比島駅の観光客に向けて「また来てね切符」として補充回数券の配布が確認される(参考
  • 5月23日:晩生内駅の解体作業が始まる(参考
  • 5月21日:筬島駅・咲来駅で縦型駅名標が盗難(参考
  • 6月21日:生野駅跡地に石碑の設置が確認される(参考
  • 6月21日:留萌駅船場公園を結ぶ通路の利用が再開される(参考
  • 6月24日:蕨岱駅中ノ沢駅、二股駅の接近標が長万部岳へ向かう道路の案内標識への転用が明らかに(参考
  • 7月4日:トマム駅名標広告のシール貼り付けが確認される(参考
  • 7月5日:留辺蘂駅ホームの短縮作業が確認される(参考
  • 7月9日:大通駅南北線コンコースに仮設サイン設置が確認される(参考
  • 7月9日:富良野線西中駅、鹿討駅の駅名標がなくなったことが確認される(参考
  • 7月9日:キハ40 1715が釧路運輸車両所を出場し、旭川へ(参考
  • 7月10日:フラノラベンダーエクスプレス運転開始。オリジナルチャイム、自動放送が流れる。
  • 7月10日:幌別駅の駅名標広告が、一部のみ更新される(参考
  • 7月10日:歌志内線 歌神駅、神威駅、西歌駅に駅名標枠の設置が確認される(参考
  • 7月11日:南小樽駅の新しい跨線橋の使用が開始される(参考
  • 7月12日:留萌駅船場公園を結ぶ通路が、線路内横断などが相次いだ影響で利用時間を短縮していることが明らかに(参考
  • 7月13日:特急北斗4号が北広島駅に臨時停車(参考
  • 7月13日:赤平町内に保存されているD51-566の詳細が明らかに(参考
  • 7月13日:添牛内駅の今年中の修復が困難と発表される(参考
  • 7月14日:新札幌駅で千歳方面全列車改札中の様子が目撃される(参考
  • 7月16日:抜海駅のビール広告撤去が確認される(参考
  • 7月17日:北海道新聞が特急ニセコ号に関する誤報を報道する(参考
  • 7月18日:札幌駅で「新千歳空港」単独パーツをはじめとした運転見合わせ自動放送が流れる(参考
  • 7月20日島松駅に新型列車接近警報機の設置が確認される(参考
  • 7月21日:新十津川駅の解体が始まる(参考
  • 7月22日:札幌駅精算券 表記の変更が確認される(参考
  • 7月23日:名寄駅のビール広告撤去が確認される。ボルトは従来からの流用(参考 参考2
  • 7月23日:西和田駅駅名標が1箇所新品に、1箇所は枠のみ塗装される(参考
  • 7月24日:厚床駅名標の枠が塗装される(参考
  • 7月25日:西和田駅別当賀駅、厚床駅の駅名標が新品に更新される(参考 参考2 参考3
  • 7月27日:紋穂内駅駅舎の撤去が始まる(参考
  • 7月29日:南美深駅 板張りホームほぼ全ての撤去が確認される(参考
  • 7月31日:北星駅 板張りホーム、待合室の一部の撤去が確認される(参考
  • 7月31日:帯広駅で試運転列車通過の自動放送が流れる(参考
  • 7月31日:恵比島駅前で開催されたイベントで乗車券が配布される(参考
  • 8月2日:苗穂駅で運転見合わせスクロール表示が流れる(参考)
  • 8月7日:Tc1の塗装について看板が掲出される(参考)(参考
  • 8月7日:北広島駅で英語放送が流れることが確認される(参考
  • 8月9日:釧路駅で261系「スーパーおおぞら」表示が出る(参考
  • 8月10日:東室蘭行き臨時特急が運転される(参考
  • 8月10日:列車が遅れ、苗穂駅発車標に紙が貼られる(参考)
  • 8月24日:安牛駅、上幌延駅が移設される(参考
  • 9月22日:横浜・上大岡で周年記念パネル展を開催(参考
  • 10月:大沼公園の発車標基盤が交換される(参考
  • 10月16日:豊清水駅ホームの撤去が確認される(参考
  • 10月31日:苫小牧駅みどりの窓口、片方が終了(参考
  • 11月:伊達紋別駅の北斗表示が変わる(参考
  • 11月3日:比羅夫駅廃止の可能性が明らかに(参考
  • 11月18日:北剣淵駅の待合室が撤去される(参考
  • 11月19日:北星駅の待合室が撤去される(参考
  • 11月19日:五稜郭駅で合成自動放送が流れる(参考
  • 11月19日:新千歳空港駅「ご案内」に特別表示(参考
  • 11月20日:特急サロベツ旭川行きが兜沼駅から代行バス参考
  • 11月21日:下士別駅駅舎が解体されたことが明らかに(参考
  • 11月27日:特急宗谷が大幅遅れ(参考
  • 11月27日:いさりび鉄道のホーローが白塗りされる(参考
  • 11月30日:渡島沼尻駅の待合室が使用停止(参考
  • 12月1日:新夕張・追分からの臨時特急が運転される(参考)(参考
  • 12月4日:琴似駅駅名標が訂正される(参考
  • 12月4日:札幌駅で臨時特急北斗表示が確認される(参考
  • 12月11日:名寄高校駅に接近警報機が設置される(参考
  • 12月12日:M101が幕表示を出す(参考
  • 12月12日:石狩金沢本中小屋駅の駅舎撤去が確認される(参考
  • 12月14日:札幌市電213が幕表示を出す(参考
  • 12月15日:日高町が縦型駅名標を保管していることが明らかに(参考
  • 12月16日:函館市電がポイント故障(参考)(参考
  • 12月17日:北海道鉄道活性化協議会ツイッターが約1年ぶりに呟く(参考
  • 12月18日:釧路駅の「札幌」表示が変更される(参考
  • 12月19日:将軍山駅待合室が解体されたことが明らかに(参考
  • 12月20日:この日と22日、南郷7丁目駅で訓練が実施される(参考
  • 12月20日函館市電8101が駒場車庫へ帰る(参考
  • 12月21日:ほっかいどう晴レールプロジェクトの広告が駅に張り出される(参考
  • 12月24日:北広島駅にLEDビジョンが設置される(参考
  • 12月25日:283系特急おおぞらが増2号車連結の8両(参考
  • 12月25日:ラベンダー編成が故障(参考
  • 12月26日:ラベンダー編成代走に釧路車が充当(参考
  • 12月29日:SL冬の湿原号の客車が回送(参考

 

札幌市営地下鉄 車内放送広告の思い出 1 南北線 大通〜麻生間

懐かしい動画が

TLに懐かしい動画が回ってきました。

youtu.be

ワンマン化初期の頃の放送です。南北線といえば「ドア付近の方は、開くドアに」も印象深いですが、このころの放送もよく聞いていました。「車内で、不審物を発見された場合は」という更新放送になんだこりゃともなっていた時期です。

そして何よりも、広告放送の声が懐かしいわけです。

 

広告放送

札幌市営地下鉄では、広告放送と言っても伝統的でも何でもないわけですが、私はまさにこの広告放送、そして英語放送が入り始めた時代が原点という世代です。2015年度末くらいまでなんでしょうか、南北線東西線の放送を担当する水谷さんが同じく担当しており、水谷さんの独特の暗めの雰囲気を醸す広告放送が大変魅力的であったのです。

今はかなり雰囲気が変わりました。私は長らく口調が変わっただけかと思っていたのですが、声優が坂本咲子さんという方に変わったようです。「独特の暗めの雰囲気」はなくなりとても明るい口調になったと思います。が、これまでの暗い雰囲気は捨てきれないんですね。戻らないかな〜ーとずっと思っています。

イントネーションの違い

声質はあまり変わらないこの二人の雰囲気の差、これはイントネーションの差が生み出しているのだと思います。具体的には次のようなものです。

「1番出口が便利です」

  • 水谷さん:い↓ ち↑ ば  ん  で  ぐ↓ ち  が  べ↑ ん↓ り  で  す
  • 坂本さん:い↓ ち→ ば↑ ん  で  ぐ→ ち↓ が  べ↑ ん→ り  で  す

このように、水谷さんの方が抑揚が大きいんですね。これが最大の違いだなぁと思っています。

まもなく 大 通

三越アネックスビル3階、エルムデンタルクリニック大通南へはこちらが便利です」

早口言葉のような放送でした。「24時間営業、DVD・CDレンタルの、TSUTAYA札幌大通へは?番出口が便利です」から変わったんでしたっけ。ちなみに三越アネックスビルは今はもうありません。TSUTAYA札幌大通もなくなるらしいですから寂しいものです。

「こちらが便利です」という言い回しはこの時初めて出てきたように記憶しています。ちなみに今は「こちらの駅が便利です」というさらに変わった言い回しが出てきており、あまり好きではありません。「こちらでお降りください」でしょう。

まもなくさっぽろ

大丸札幌店へお越しの方は、こちらでお降りください。

天下の札幌、定番の放送でした。今でも概ね大丸の放送が維持されていると思いますが、「お仕事探しのクラズユニックへは」ってのもありましたよね。東豊線でしたっけ。あれは似合いません。

のりかえ放送も今では変わって久しいですね。私は昔の放送を聴き倒してきたので、今の放送も「まーたツギハギやってるよ」と笑いますが、旧放送を知らない世代はとても可哀想です。

  次は  北12条

車内で、不審物を発見された場合は

出ましたーーー新放送です。ちょうどこの時新しく出てきたんですよね確か。非常報知ボタン→非常通報ボタンの変更に伴うものです。今までただのボタンだったのが、通話機能が設けられたようです。ワンマン化に伴う啓発放送変更の嵐はここからです。

まもなく北12条

大黒胃腸内科病院、時計・貴金属・ギフトの、瑞宝舎へお越しの方は、こちらでお降りください。

瑞宝舎も今はなくなってしまったようです。何気ない放送たちも確実に歴史遺産になっているんですね。

  次は  北18条

次は、北18条北18条です。

ここ好き定期。一生残ってほしい放送。

まもなく北18条

大塚眼科病院、看護専門受験予備校、看予備へお越しの方は、こちらでお降りください。

出ました看予備!放送だけ聞いていると漢字表記なんて知る由もないので、「かえよび」と聞こえる謎施設でした。これだけ雰囲気ある広告放送もないのでは。

まもなく北24条

北海道、芸術デザイン専門学校、北海道、医薬専門学校へお越しの方は、1番出口が便利です。

ここもまた定番の放送です。保育学科が最近新設されたのは私でも知っています。出口の番号を案内する駅は都会感がありますね。

そしてこの動画、ここで「白線より下がって、お待ちください」が入っています!!!ああ〜青色の乗車位置から乗るのが眼に浮かぶわ。復刻してくれないかなこれ。いま「お待ちください」自体聞けないのは寂しい。それにしても現放送も「ご注意ください」でごまかせて良かったですよね。新収録とかになってたら違和感ありすぎで嫌いになってたと思います。

  次は  北34条

携帯電話をお持ちのお客様に、お願いいたします。

はいそうですこれです。これはルールが変わるまである程度残ってた。専用席付近のエリアですよ。現行の電波を発信しない設定も大好きですけど、これもいい。

まもなく北34条

遺言相続無料相談の、すがさわ法律事務所へは3番出口、アフラック募集代理店トーアへは1番出口が便利です。

ここは長い。特にトーアが長い。「へは1番出口が」を続けて読むのが最大の特徴でした。いつも放送が終わるのはドアが開くスレスレで、ドアが開いても放送を流していたこともあります。そのギリギリのタイミングをいつも意識して聞いていました。

まもなく 麻 生 終点

曲線部通過のため、揺れますので、ご注意願います。

これでいいんですよこれで。「事故防止のため、連結部には、立ち止まらないようお願いいたします」と被るため「ご注意ください」に変えたのでしょうが、特に東西線の口調は好きになれません。

高校生、高卒生?の大学受験予備校、クラズユニックへは7番出口、麻生整形外科病院へは3番出口が便利です。

ごめんなさい、ここはいつも降りる準備をしていたのであまり感想がありません。そうです、昔麻生は引き上げていたんですよ!もたもたしてる余裕はなかったんです。

 

いや〜やっぱり色々な思い出があります。他区間でも振り返っていきたいですね。時間があれば。

神戸駅を初訪問しました 2

神戸駅の改札外を観察します

前回の記事の続きです。やっと改札の外へ出ます。改札内を20分かけて回っているようですね。これを長いと思う人もいれば短いと思う人もいるのでしょう。

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見慣れない柱用サインに出会います。ここもベースは茶色です。山方面海方面の表記がとても神戸らしいですね。しかしこの降車客向けの案内をなぜこの方角においているんでしょう。

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浜手っていうんですね。この言い回しは初めて聞きます。

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みどりの券売機の吊り下げサインというのは初めて見たような気がします。2台しか置いてないんですけど。

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注目したのは入金機です。最近減る一方のこれ、ここでは珍しく残っていました。個人的には好きなんですけどね。やはり券売機と統合されゆく運命なのでしょうか。

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浜の手側の出口ですね。ここも茶色。違和感満載です。

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マクドナルドの電照サインが珍しいですね。ちゃんと光ってるのがいいです。

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と思ったら地図の筐体が意外と個性ありますね。神戸らしさがあります。露出をもうちょっとちゃんとして、どうぞ。

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出ました〜〜三宮でも名物と言っていい垂直な駅名板です。都会感があって好き。

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なんか立派な看板があります。

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駅前をとりあえず一枚。天気が悪い。

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この後は海岸線ハーバーランド駅を視点においた写真を撮っていました。地下鉄関連は今回省略します。

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ビエラ口に入りましょう。

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こう見るとやっぱり雰囲気ある作りしてますよね。いい駅です。

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自動きっぷうりば。古めかしい言い回しです。こちらは古い券売機が残っています。この世代の券売機、液晶画面が暗いなぁというのばかり目につきますが、昔からこんな暗かったっけ。

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さすがに撮影が適当です。後ろの照明をなんとか隠して歪みなく撮影しなさい。

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非電照の暗さが目立つビエラ口上のサイン。これはサイン非電照化の先進事例だったりするのでしょうか? 改札口はさっき見たので省略。この改札は簡易改札ですという表記が複数ありましたが、何を持って簡易改札なのかはよくわからずじまい。

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JR西日本のサインでバラエティーに富む表記はみどりの窓口サインかもしれません。これはロゴの文字がゴナで、「きっぷうりば」とは書かれていません。

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全体の写真も撮っておきましょう。

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なんの変哲も無いサインをとりました。そういえば横にあるKOBE FOOD TERRACE、通りはしましたがカメラは向けなかったですね。

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ビエラ神戸・・・です。まあ、撮って損はない。

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こっちの方が正面口っぽいですね。

 

歴史ある駅舎を観察

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これですこれ!かっこいい。

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BE KOBEみたいなKOBEですね。もうちょっと天気良くなってくれないかな。

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しばらく駅を眺めたのち、または中に入ります。

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色々消えていそうですが、それでも旅行センターが残っているのはすごいことです。

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連絡通路です。上にある窓が1番のりばの通路なんですね。なるほど。

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これとても気になりました。こういうのがいいんですよ。

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エメラルドグリーンが鮮やか。こういうのを見ていると、自然と待ち合わせ場所になっている札幌駅の「白い石」は奇跡なのかもしれません。

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ここで天井に気づきました。いい作りをしていますし、それを生かしたリニューアルもいいですね。

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時計の裏が観察できます。なかなか歴史を持っていそうな見た目をしています。

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ここも撮っていました。古い建物なりの狭さがありますが、なかなか雰囲気がいいんですよね。

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今はこの場所に店舗が入っていて、あまり広々とした感じがありません。ちょっと残念な気もしますが、50年くらい経てばまた広々とする時が来るかもしれません。

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やっぱりこの垂直の駅名板ですね。これがいい。

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最後にこれを撮り、地下街の訪問に行きました。

 

私は何を見ているのか

さて、ここまで神戸駅訪問の様子を見てきました。この旅では神戸駅は重要な目的地であり、この2日間の旅は神戸駅に行ってきたと言ってもいいでしょう。そして、今の私は圧倒的に看板に着目しています。フォントや筐体もそうですが、一番注目しているのはデザインと「神戸」の文字そのものなのかなぁと。この駅はブラウンのほかでは見られないデザインをしていましたし、神戸らしさを感じる地名がたくさんあります。そういうものを見て、0キロポストの文字を見て、神戸らしさを感じていたのかなと。

もちろん都市の駅巡りはサインだけではありません。高架駅という構造、増築の歴史、改札口の流動、バリアフリー設備などなど、着眼点は山ほど。たくさんの見方をすれば、それだけ駅が面白くなるだろうなと思います。私の駅巡りは圧倒的に地方が中心という気がしますが、都会の駅巡りの魅力は様々な楽しみ方ができることだと思っていますので、これからも楽しみたいですね。

ちなみにこの後見た地下街やハーバーランドなども大変楽しかったです。ハーバーランドは全く全貌を見きれていないので、また行きたいです。

神戸駅を初訪問しました 1

神戸駅に行ってきました

神戸は好きな街です。これまでに何度も訪れたことがありますが、三宮などが中心であり、神戸駅には訪れたことがありませんでした。ようやく機会を見つけ、先日初訪問してきました。

東海道線の終点。山陽本線の起点。運行形態からそれは感じられませんが、確かにそれにふさわしい風格を持った駅だなというのが全体的な感想です。

 

自分は鉄道の何が好きなのか?の手がかりに

今日はTwitter上で「他人の趣味を批判するな」といった話題が出ました。この話題において「自分は何が好きなのか」というのは大事であり、最近これを自問自答する機会が多い気がします。そんな中新しい駅の訪問でたくさんの写真を撮影しました。写真というのは撮りたいなと思うからカメラを構えるんですね。無意識に撮影してきたこの写真たちに手がかりがあるのでは?と思い、今回駅構内で撮影した写真たちを一気に紹介し、振り返っていこうと思います。なお、連写はカットしています。

 

それでは。もう今月のブログ写真容量使いきっていきますよ〜〜〜〜

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神戸へは普通電車で訪れました。電車とホームを一枚。この出口看板が意外に珍しいと思って画角に入れました。線路と平行な吊り下げ式の出口看板って意外となくないですか?

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乗った電車が去っていきます。ばいば〜い。ちなみに全体的に写真が暗めなのは私のくせです。明るくしたければあとで補正すればいいでしょう。

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加工を入れています。入線する新快速と乗客。写り込む乗客の姿は後々大きな資料になると考えています。当然ながら通常ネット上に公開することはしません。

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駅名標とホームからの風景。神戸駅の吊り下げ式駅名標はこれしか撮影していません。新しいため特にアップで撮らなくても良いだろうと思ったんですね。ホームからの景色、特に高速道路が神戸駅らしいですね。

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223系がやってきたので1枚だけ撮影。

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ありました!0キロポスト。初めてこれをちゃんと見ました。この前東京に行っただけに感慨深いですね。大中小3枚撮影します。看板そのものと、その看板がどんなところにあるかという情報を写します。この撮り方はこの後も度々見られます。

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駅名標が3つ並んでいる!と思って。そうそうこの駅名標、0キロポストとほぼ並んでるけど微妙に違う位置に並んでるんですね。この微妙な差が気になる。でも大変良い駅名標です。

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一番奥の駅名標がゴナです!いいですね〜この後近くで撮ろうと思ったら撮れないことが判明するんですけど。というわけで、早くその後なのホームに行きたいので、階段を下ります。

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階段を下りて、ん?なんか看板が茶色いです。これはかなり目を疑いました。なんかの錯覚?でも本当に茶色いのです。

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うわ、茶色いよ・・・なんでだ。

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そうこれが行きたいところなんですが、閉鎖されてる・・・それはそうと非常に国鉄感がありますね。

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とりあえずサインだけ。のりばの文字がまた癖ありますね。いやただのゴナだと思うんですけど。このホーム、今は使っているのかさえ疑問に思いました。

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サインは裏側を見るのが肝心です。ただの出口サインは個人的につまらないので、周りを合わせて。

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京都方面の四角がいいなぁと思いながら一枚。この発車標自体はあまり好きではないんですけど。

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あらこんな写真も撮ってましたっけ。

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やっぱり「使ってるのかわからない謎の場所」だったんですね。もう一枚撮っておいたようです。

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さて、では2・3番のりばに上がります。ちゃんとサインも撮ります。

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ちょうど快速がいました。一部加工しています。

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お目当てはゴナの駅名標なんですが、なんか上の方まで写りません。断念せざるを得ませんでした。ちなみにイコちゃんの張り紙があることで、「少なくとも最近まで使っていたらしい」ことが判明しました。

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なんか微妙な柱用駅名標を撮影します。サイズやら縁やら、標準とちょっと違いますよねこの辺の駅。

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さて、外に出てみますよ。まずはビエラ口をチラ見することにします。真ん中だけ茶色なのがやっぱり新鮮です。

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朝晩は混雑するらしい。なんか阪急みたいな看板もあります。とりあえず雰囲気として一枚だけ撮っておきます。この辺になるともうとるのに疲れてきます。

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また変なサインがありますよ。太いですね。

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ビエラは山科や大津にもあるなぁと思いながら一枚。こういうのを撮っておくとやがてミスドだ!とか懐かしむことでしょう。

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意外と立派です。大阪と違って。遅れてますね。いいですね。(よくない)

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遅れ表示のために拡大撮影しました。

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さて、さっきのところに戻ります。これいつ設置だ?というのを確認します。

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ふーん。

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これは正直なんで撮ったのか不明ですが、銘板の周辺風景をとりあえず撮影したのだと思います。

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さてさて、中央口ですよ〜〜天井が高い!この辺の特徴ですね。アンパンマン。こっちはサインが新しいです。あら残念。

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これは主に左の野良サインを撮影したもの。茶色なんですよ!でもそれだけとるのは気がひけるので、周りも合わせて。

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JR西日本らしくないサービス向上の張り紙です。他の駅で見かけて撮りたかったんですよ。なので寄って撮影しました。2駅以上にある共通の張り紙は価値が高いです。

 

これでようやく改札を出ます。次回に続こうと思いますこれは。長くなりすぎるわ。

 

鉄道存続には何が必要なのか - 小樽~余市間の議論を踏まえて

はじめに

私は決して地方公共交通のプロではありません。また、実現可能性が低いものもあえてそのまま書いていることがあります。記載した事実に誤りや誤った認識がありましたらお知らせいただければありがたいです。

 

小樽~余市間の存廃議論

函館本線小樽~長万部~函館間は北海道新幹線開業により経営分離が行われ、第3セクターによる存続、またはバス転換が議論されています。現在の所新函館北斗長万部余市間の旅客鉄道存続はかなり厳しい情勢となっており、鉄道による存続がある程度現実的に議論されているのは函館~新函館北斗間、余市~小樽間のみです。そのうち小樽~余市間では全道的にも高い乗車人員を誇りますが、線路の維持に多額の費用が掛かることが主な課題となっています。

現在この区間の議論にはYouTuberの方が参加し、町の担当者と議論する動画が公開されています。

youtu.be

今回の記事はこの動画がきっかけです。自分の考え方をちゃんと整理しておこうと思いまして。

 

鉄道存続には何が必要か

私はローカル線の存廃議論において、鉄道存続には次の2つが必須であると考えています。

  • 極端に利用が少なくない
  • 移動手段が鉄道でなければならない理由が明確にある

私がこの基準をもとに北海道の各線に照らし合わせると次のようになります。留萌線は「極端に利用が少ない」路線です。沼田町は鉄道存続を求めていますが、訴えているのは「駅は街の顔」ということばかりで、「移動手段」が「鉄道」である必要性が見えてきません。よって、多額の費用をかけて鉄道の存続する意味が薄いということになります。

反面、根室線富良野新得間は街と街を結ぶ鉄道です。2つの街の先にも鉄道が走っており、これらの2地点を結ぶことには大きな意義があります。例えば観光列車を運行させるには「富良野」「トマム」「十勝」などを結ぶこの区間が必要であり、鉄道でなければならない理由があるのです。石勝線の代替ルートとしてはほとんど役目を終えていますが(注:1990年代に夜行特急として活用されたことが最後と思われる)、北海道が重要と位置付ける観光列車の運行において、この区間は重要であるはずなのです。JR北海道は「しかしながら極端に利用が少ない」として廃止を提案していますが。

 

さて、余市の例を見てみます。この区間は利用者は少なくありません。むしろ見た目の利用者は北海道で1番多いのではと感じるほどです。よって利用者が極端に少ない心配は薄い。ではあと何が必要か。今ある利用者を維持すること、そして移動手段が鉄道でなければならない理由を明確に示すことです。

 

積極的に鉄道を使っているか

ここでは鉄道とバスの比較をしていきましょう。ローカル線廃止反対!と叫ぶ人たちはなぜ廃止反対なのか。詳しく聞いてみると、「バスは高い」「バスだと定期券が値上がりする」といった声が聞かれます。これは裏を返せば、「安いから鉄道を使っている」ということで、「鉄道が便利だから使っている」というわけではないのです。バスが安ければバスを使ったでしょう。鉄道は仕方なく使うものになっているのです。

ちなみに現在、小樽~余市間の普通運賃は長らくJR優位でしたが、この間の値上げで中央バスが逆転しました。しかし定期券は引き続きJRのほうが安いことでしょう。(正確に比較してない)

さらに、並行在来線はJRと比べて一般に運賃が高くなります。安くなる例は聞いたことがありません。小樽での乗り継ぎで一気に百円以上高くなるかもしれません。こうなると「安いから鉄道を使う層」が消えてしまうんですね。つまり鉄道が安いから使っている状態を変えなければならないのです。

鉄道の利用者離れは現在進行形で進んでいます。鉄道が存続するには、利便性、魅力度などを向上させ、今いる利用者が離れていかないようにすることが大切です。

 

鉄道とバスの違い

鉄道とバスの運賃以外の違いは何なのか。これはマニアの意見を聞かなくても、意外にも地元利用者の意見からくみ取ることができます。私がよく知っているのは「車内が広い」「揺れが少ない」「乗り降りが楽」といったものです。なお、ここでは「地域のシンボル」「地図から駅が消える!」系の話題は省きます。

車内が快適

まず車内が広いこと。これは走行中の車内を自由に移動できることも含まれているでしょう。トイレに行くにも躊躇しません。足もとも路線バスと比べると非常に広くなっています。鉄道の魅力を高めるには、こうした点を生かさなければなりません。(したがって、キハ120のようにボックスシートの居住性を極限まで切り詰めたり、トイレを設置しないといったことをしてはなりません)

また、揺れが少ないこと。日高線廃止反対の意見として「バスは酔う!」というものがありました。正直なところそんなんで鉄道は存続しないよと思うのですが、決して無視してよい意見ではありません。北海道は冬季に路面状況が著しく悪化することがあり、バスの揺れも相当大きなものになります。半面鉄道は雪の中でも揺れなく走ります。それだけ除雪費や維持費がかかっているということなのですが、揺れの程度には天と地ほどの差があります。揺れの少ない鉄道は、誰にでも優しい交通機関なんですね。

乗り降りが楽

次に乗り降りが楽ということ。「バスは乗り降りするときの段差がつらくてねぇ」なんて声をよく聞きますが、これはそもそもにわかに信じがたいことでもあります。ただし多くの人が口にするのも事実らしいのです。大変不思議なのですが、これについて考えてみます。

バスと鉄道で大きく異なることは、「乗り降りの際に時間に追われるかどうか」が大きい気がします。

バスの場合、乗車するときは足もとに気を付けて階段を上り、整理券をとらなければいけません。自分の座る席を直ちに決め、着席するまでバスは発車しません。降りるときには前停留所とのわずかの間に整理券番号と運賃を照らし合わせ、財布の中身をチェックし、運賃が釣銭のないよう用意できるか確認します。バスが完全に停止し、ドアが開くまで座席を立ってはいけません。バスが停車したら1秒でも早く出口にたどり着き、小銭が不足している場合は両替します。そして所持する小銭を整理したのち、釣銭のないよう運賃箱に入れます。そして数段の段差を降ります。

私たちにとっては当たり前ですが、こうして書くと相当な手順を踏む作業です。そしてバスの場合、この作業を「1秒でも早く行わないといけない」という意識が、自分にも周りにもあります。自分がもたもたしているとその分バスが「遅れる」んですね。

反面、鉄道にはそれがほとんどありません。有人駅では乗車券を購入することができます。自分のペースでゆっくり買えますし、お釣りも出ます。駅員に「札幌往復で」というだけで、自分に合った割引きっぷまで出してくれます。列車が止まってから席を立つ必要もありません。

こうした些細な違いが、鉄道とバスの利用しやすさを決めているのではないかなと思います。バスは停留所に券売機を設けることはできるものの、走行中に席を立つことはどうしてもできないでしょう。ICカードにより多少負担は軽減されますが、バス車内でのチャージなど、完全になくすことはできないように思われます。

 

鉄道にはこのような特性があります。そして忘れていましたが「高速大量輸送」もですね。移動手段が鉄道でなければならない理由は、鉄道のこの特性が必要だということを主張する必要があると思うのです。そしてみなさんご存じの通り、駅は街の顔であったり、鉄道の踏切音は時報の役割を果たしたり、子どもがキラキラした目で列車に手を振ったりしますね。これは今回は「ついで」の話題とします。

 

それはバスでも可能では?

鉄道の強みは「高速大量輸送」「車内が広い」「分かりやすい」「地域のシンボル」こういったところにあると思います。しかし、後半2つ「分かりやすい」「地域のシンボル」の2つは、バスでも可能なのではないかというのが私の考えです。

分かりやすさ

「鉄道は地図に載るからわかりやすい」「鉄道はレールがあるからわかりやすい」これはバスを地図に載せれば解決するはずです。現在の法律では国土地理院の地図には載らないでしょうが、小樽市余市町の2自治体が連携し、観光マップなどには必ず余市へ行く地図を線で載せるようにすれば解決します。鉄道はレールがあるからわかりやすいのも事実ではありますが、実際にレールが伸びている姿を見ることは少ないように思われます。大事なのはレールそのもの、鉄道そのものではなく、交通機関をどのように表現するかだと思います。

表現を工夫して、たとえば列車の小樽到着前に「余市倶知安方面へおいでのお客様は、バスにご乗車ください」という放送を付け加えるのもいいですし、小樽駅駅名標にはバス路線も表現して「しおや」という文字を掲げ続けてもよいのです。

駅は地域のシンボル

なのであれば、バスに「駅」をつくれば解決します。鉄道のメリットが「駅できっぷを買えてのんびり待てる」のであれば、バスの駅できっぷを売り、バスが来る1分前に案内放送を流せば(さっき鉄道の特性と書いたのに矛盾しますが)解決します。きっぷに代わる便利な決済方法もアリです。バス停のポールの存在感が足りないのであれば大きな駅名標を設置すればいいですし、列車が来る時の踏切の音が時報代わりになっているのが魅力なのであれば、バスが来るときにメロディーを流せばよい。駅が街のシンボルなら、その駅の何がどうシンボルなのかを考え、引き継いでいくことで解結するのではないかと思います。その「駅は街のシンボル」に、鉄道車両がレールの上を走っている必要性は薄いのではないでしょうか。

 

このように、代替バスにいわゆる「BRT」的な考えを取り入れていけば、十分に鉄道の代替になるのではというのが私の意見です。「BRT」において大切なのは専用道ではなく、連接バスでもない。むしろ「駅」部分なのではと思っています。そして、その「BRT」でも補えないから鉄道は必要不可欠だ!ということを示していかなければならない。そう考えています。

 

さて、次回は小樽~余市間の現状と(私が考える最強の)改善策を細かく見ていきます。つづく。

JR北海道 旧車内自動放送の思い出

大人気の俊夫おじさん

現在、JR北海道の車内自動放送といえば大橋俊夫さん。車内放送としては珍しい男性による落ち着いたアナウンスが大変好評で、JR北海道が公式に取り上げるほど人気となっています。

web.archive.org

音鉄の幸運、今消えちゃったんですかこれ!残念すぎる!大橋俊夫さんがスペシャルゲストとして登場し、「この先、揺れることがありますので、お気をつけください」「そこに何か落ちてますよ」などなど、いや〜また見たいですね。

ちなみによく言われる「俊夫おじさん」とは、かつて運行されていた臨時特急「旭山動物園号」の車内放送が由来です。この列車は子供向けにとても工夫された車内自動放送が行われ、その中で「この列車のガイド役 俊夫おじさん」として登場していました。

 

昔は女性だった

さて、そんなJR北海道の自動放送ですが、やはり私の中には藤純子さんの放送も捨てがたいよなぁ〜〜という思いがあります。私のJR北海道の原風景は長谷由子さんの駅放送と、モジャくんステッカー&「 次 は 札 幌 」の新型車両731系と、そして加藤純子さんの車内放送。この3つなんですよね。

youtu.be

かつての自動放送を収録されている方がいます。これは大変ありがたいことで、心から感謝します。ちょっと文字起こしして見ていきましょう。そして、私の思い出を今覚えているうちにたくさん書いていこうと思います。

 

小樽停車中

ご案内いたします。江別行き区間快速 いしかりライナーです。手稲まで、各駅に止まります。手稲を、出ますと、途中、琴似、札幌、大麻、野幌に、止まります。

「この列車は」がなく、いきなり「江別行き」と始まります。この記憶は鮮明に覚えていて思い出深いですね。そして種別が北海道らしく、行き先の後にきます。

6両編成で、全て自由席、車内は禁煙です。

これ!これこれこれこれ!!旧放送の象徴はこれだと思っています。今もだいたい同じことを言っていますが、JR北海道といえばこれというイメージは未だに拭えません。昔は3両ばかりだったので、3両編成で〜をいつも聞いていましたね。

お客様にお願いいたします。席を離れる際は、貴重品や手回り品に、ご注意ください。車内で不審物を発見された場合は、すぐに車掌までお知らせください。

ここはあまり思い入れはありません。「手回り品にご注意ください」「車掌まで」と少しずつ異なるのが分かります。個人的には現放送の「貴重品や手回り品に」と大橋俊夫さん初期の「すぐに車掌まで」が大好きです。

この列車には、優先席がありますので、座席を必要とされるお客様に、席をお譲りください。携帯電話をお持ちのお客様。優先席付近では、電源をお切りください。それ以外の場所では、マナーモードに設定の上、通話はおやめください。

お客様。今でも特急ではこんな感じの言い回しがされますが、昔は普通列車でもこうでした。懐かしい〜〜〜

小樽発車後

この先、ポイント通過のため、揺れることがありますので、お立ちのお客様は、お気を付けください。また、走行中、止むを得ず、急ブレーキを使用することがありますので、お立ちの際は、お近くのつり革や手すりなどにおつかまりください。

この辺は記憶から抜け落ちています。

今日も、JR北海道をご利用くださいまして、ありがとうございます。江別行き、区間快速 いしかりライナーです。手稲まで、各駅に止まります。手稲を、出ますと、途中、琴似、札幌、大麻、野幌に、止まります。

6両編成で、全て自由席、車内は禁煙です。

やっぱりね、江別行き、区間快速 いしかりライナーです。なんですよ。これしか勝たん。

くず物入れは、各車両に、トイレは、1両目、後ろ側、4両目、後ろ側にあります。

出ましたくず物入れ〜〜!今でも特急列車など一部には残っていますが、昔は普通列車にもあったんですよね。大橋俊夫さん初期放送にも残っていたはずで、そちらも好きです。トイレってこんな言い回ししてたんですね。記憶から抜け落ちています。

お客様にお願いいたします。この列車には、優先席がありますので、座席を必要とされるお客様に、席をお譲りください。携帯電話をお持ちのお客様。優先席付近では、電源をお切りください。それ以外の場所では、マナーモードに設定の上、通話はおやめください。

まもなく、南小樽南小樽、お出口は、右側です。お降りの際は、足元にお気をつけください。

こんな感じで放送が続きます。いや、文だけ見れば今とそう変わらないのですが、あの頃のJRと今のJRはまるで別物のようにも感じますし、いや、同じでもある、不思議な感覚です。

手稲到着前

まもなく、手稲手稲です。

この列車は、江別行き、区間快速 いしかりライナーです。手稲を、出ますと、途中、琴似、札幌、大麻、野幌に、止まります。

手稲発車後

この先、ポイント通過のため、揺れることがありますので、お立ちのお客様は、お気を付けください。また、走行中、止むを得ず、急ブレーキを使用することがありますので、お立ちの際は、お近くのつり革や手すりなどにおつかまりください。

今日も、JR北海道をご利用くださいまして、ありがとうございます。江別行き、区間快速 いしかりライナーです。途中、琴似、札幌、大麻、野幌に、止まります。

6両編成で、全て自由席、車内は禁煙です。くず物入れは、各車両に、トイレは、1両目、後ろ側、4両目、後ろ側にあります。

お客様にお願いいたします。この列車には、優先席がありますので、座席を必要とされるお客様に、席をお譲りください。携帯電話をお持ちのお客様。優先席付近では、電源をお切りください。それ以外の場所では、マナーモードに設定の上、通話はおやめください。

途中、お降りの際は、足元に、お気をつけください。次は、琴似に、止まります。

既出の文が続く中、最後に「途中」とはいってきました。いや〜なんとなく覚えてるんですよ。途中お降りの際は、って言ってましたね確かに。

琴似到着前

まもなく、琴似、琴似、お出口は、右側です。琴似を、出ますと、次は、札幌に、止まります。

句点多くてすみませんね。自動放送パーツの専門家になるとどうしてもこう聞こえちゃうんです。出ますと〜って言ってましたね。

琴似発車後

次は、札幌に止まります。千歳線学園都市線市営地下鉄南北線東豊線をご利用のお客様は、お乗り換えです。お降りのお客様は、お忘れ物のないよう、お支度ください

札幌到着です。市営地下鉄と言っているんですね。そしてこのお支度ください。これが印象に残っています。これはお支度したくなるお支度です。

この列車は、江別行き、区間快速 いしかりライナーです。途中、札幌、大麻、野幌に、止まります。

札幌到着前

この先、ポイント通過のため、揺れることがありますので、お立ちのお客様は、お気を付けください。札幌、札幌です。お降りの際は、足元に、お気をつけください。特に、小さなお子様をお連れのお客様は、お子様の手を離さずに、お降りください。今日も、JR北海道をご利用くださいまして、ありがとうございます。

札幌、札幌です。とかは全く覚えていないんですけど、このお子様の手を離さずにのところの抑揚はよ〜く覚えています。札幌といえばお子様の手を離さずになんですよ。いや意味わかりませんね。今も同じようなことは言っていますが、印象は全く異なります。最後「ます。」にするところが今も昔も大好きです。まだ列車の運転は終わっていませんからね。

札幌停車中

ご案内いたします。江別行き、区間快速 いしかりライナーです。途中、大麻、野幌に、止まります。

6両編成で、全て自由席、車内は禁煙です。

お客様にお願いいたします。席を離れる際は、貴重品や手回り品に、ご注意ください。車内で不審物を発見された場合は、すぐに車掌までお知らせください。

この列車には、優先席がありますので、座席を必要とされるお客様に、席をお譲りください。携帯電話をお持ちのお客様。優先席付近では、電源をお切りください。それ以外の場所では、マナーモードに設定の上、通話はおやめください。

そんなこんなが詰まった札幌停車中放送な訳です。この後は基本同じですので、最後に終着の放送を見て終わりとしましょう。

野幌発車後

次は、終着、江別です。お忘れ物のないよう、お支度ください。

江別到着前

この先、ポイント通過のため、揺れることがありますので、お立ちのお客様は、お気を付けください。終着、江別、江別です。お降りの際は、足元に、お気をつけください。特に、小さなお子様をお連れのお客様は、お子様の手を離さずに、お降りください。今日も、JR北海道をご利用くださいまして、ありがとうございました。

あまり終着まで乗るということがなかったので、あまり馴染みはありません。執着という表現。江別のイントネーションがおかしく感じますが、こっちの方が伝統的なのでしょうか。

 

変えられてしまった旧放送

この放送が変えられてしまった要因はネガティブなものです。女性の高い声がうるさかったからです。

いやそんな理由ある??って感じなんですけども、まあ確かに自動放送は落ち着いていた方がいいですし、現在の特急列車の中国語放送(オホーツク以外)に関してはそう思わないでもありません。ともかく、車内放送に対して苦情が相次ぎ、JRは当初音量を下げるなどの対応を取ったようです。そして2007年10月、担当声優が男性に変更されました。以下に参考になるリンクを掲載します。

私が初めて大橋俊夫さんの放送を聞いたのは札幌駅停車中の731系の放送だったと思いますが、「え、今までの女の人はどこへ???」みたいな困惑した気持ちでしたね。いやこれもいいんだけど、今までの人は???と。上のリンクの「賛否両論」という表現は確かにその通りだっただろうと思います。実際私の中でも当時は賛否両論の状態でした。今でこそ北海道を象徴する放送になっていますけれど。

 

放送収録はできても、放送のある日常は取り戻せない

感想としてはやはりこれが大きいですね。旧放送がある日常に戻りたくてたまらないのですが、それは無理です。まぁ731系の貸切列車でもやればできるかもしれませんけど。その放送がある日常を楽しむ。それに尽きます。放送は密着してそのものだけを聞くだけが本来の姿ではないので、今駅で流れる放送を、都会の雑踏の中で聴くとか、ディーゼル音の中で聴くとか、あらゆる楽しみ方をしておきたいですね。

もちろん現在の大橋俊夫さんの放送も大好きなので。これからも追い続けていきたいです。JR北海道が「音鉄の幸運」を作るほど、自動放送の人気を認識しているということが、何よりもありがたいことです。

みなとみらい線 元町・中華街駅に残る開業当初のサイン 2

前回の記事に続き、元町・中華街駅のサインを特集します。今回は改札口からホームに入ります。

 

改札口

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改札口です。自立式の発車標が設置されています。方面表記と時計がセットになっています。

みなとみらい線の発車標は大きさが小さい感じが否めませんが、赤瀬達三氏「駅をデザインする」にあった、バブル崩壊によってかけられる費用が限られ、必要最低限の大きさのサインを導入したというのはこのことなのかもしれません。開業当時は全列車渋谷行きみたいなものだったのであまり問題ありませんでしたが、多種多様な列車が走る現在では時代遅れな気は、正直します。

 

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筐体はつり下げサインと同一のデザインとなっています。こだわりが見られます。港町らしいですよね。

 

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改札内から外を見てみます。ここは「中華街・山下公園方面へおいでのお客様」の改札なのですが、「出口」「改札口」と言った表現はなく、「中華街」「山下公園」と言い切る表現が特徴的です。ネット上には半分点灯していたりする写真もありますが、現在はどちらも消灯されています。2枚目、なんの最新作が始まるのか知りませんが、この駅はこんな強烈な広告を貼ることを想定していたのだろうか・・・という感じです。これはこれでいいのかもしれませんが、強烈すぎます。

 

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天井の広い空間にすらっと建つサイン。光ってはくれませんがかっこいい。出口サインには多言語表記が追加されています。みなとみらい線、ちょっと改札口の名称が長ったらしいような気がしますが、「東改札口」よりは直感的に理解できる側面もあり、どちらがいいのかは悩みます。

 

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ホームと改札口をつなぐエスカレーター。この駅の象徴的な空間です。「お手洗」が明らかに灰色ですね。意図的に分けているのかこうなってしまったのか。いずれにせよこの分け方、「きっぷうりば」が光っている様子はとても見栄えが悪いと思いますが・・・

ちなみにこの真っ暗な空間、今見ると明るい空間との対比が魅力的であるものの、子どもの頃はとても怖く嫌いでした。このエスカレーター、上りに乗るとき大人の目線ではゴールの明るい空間が見えるんですけど、子供目線だと全く見えなくて、エスカレーターのステップしか見えない真っ暗な空間なんですよね。このブラックホールのような空間は本当に怖く、わざわざ階段を使ったりしていました。私以外もこう感じるかはわかりませんが、全ての人に優しい駅とは明るい駅が望ましいと思います。

 

ホーム

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ちょうどY500系が入線。ここはいいですね。しかし、サインが光っていないことに最も違和感を覚えるのもここです。やっぱり暗いんですよね。

 

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横浜 渋谷 池袋方面。東急と直通しながら東急と全く異なる簡潔な表現です。自動放送も同じ表現をしていて、こだわってるなぁと思っていました。

 

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発車標とエレベーターサイン。発車標は両のりばが併記されたものが2つ横に並んでいて、なんか勿体無い気もします。エレベーターサインがホーム照明の位置によって著しく照度が異なることがわかります。

 

駅名標

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全て開業当初からのものです。日本語書体はナウ-GM。1枚目はしっかり点灯しているように見えますが、右側は消灯しています。

 

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全て消灯したもの。特別見にくくはありませんが、印象は異なります。

 

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3枚目は10両化の際に設置された非電照のもの。みなとみらい線の延伸部分のホームはかなり適当な印象があり、タイルの大きさもあっていませんし、駅名標もネジが浮き出る仮設のようなものとなっています。

 

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柱用駅名標。日本語と英語が分かれて交互に設置されています。そういえば駅ナンバリング表記がありませんね。

 

ホーム〜元町・新山下方面出口

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総合案内板、的な。側面には「i」の表記があり、この鉄道を象徴する表記の一つだと思います。貴重になりつつある旧デザインの停車駅案内が見られます。音鉄には有名な話ですが、ここの側面からはやや低音質の駅放送が流れます。

 

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ホーム柱に多数設置されていたサイン。開業後の後付けと思われます。ともかく落ち着いた簡潔なサインであることは良いことです。

 

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こちらもホームにあったサイン。写真と色で直感的にわかるようになっています。さらに次のサイン。

 

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元町・新山下側にあったサイン。こちらは新ゴであり、(新ゴは素晴らしいのですが)野良サインです。しかし実際のところ、利用客が求めているサインはこれなのではと感じます。公式サインのような落ち着きがなく、どのようにバランスをとるかかなり苦しむよなぁ・・・と。難しいですね。その点、馬車道駅などの新サインは上手いと思います。

 

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新山下側の階段を上がります。たくさんのサインが設置されていることがよくわかります。

 

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「のりば」の矢印が「斜め右」から訂正されています。まあ確かにそうかなとも思いますが、そのサインはもともとそこにあったものなのか、どこかの吊り下げサインを移設した?とも思ってしまいます。

 

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階段の部分にあるサイン。暗いです。このサインは後ろ側の照明が透けていて、非電照化が行われていないことがわかります。

ところでこのサイン、矢印と文字の間を中心としているように見えますね。このような配置は他には見かけません。

 

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さて、踊り場に出ると、ここからエスカレーターを何度も上がっていくことになります。昔ここは本当に退屈でした。しかし今見ると、駅テーマの「本」が表現されている空間に感じます。

 

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もうこんなの、駅じゃないですよね(褒め言葉)ビルや商業施設のような雰囲気です。ただし、全ての利用者が「まるで駅ではないような魅力的な空間だ!」とは感じていないのも事実かと思われます。実際昔の私はあまり感じていませんでした。

 

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さらに驚いたのが、エレベーターから見えるこの風景。これがデザインされた駅というものか。

 

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これまた普通の鉄道駅では見られないものです。美しいですね。

 

元町・新山下方面改札口

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さて、ようやく改札口にたどり着きました。だんだんと思い出してきましたが、そう、ここは地上なんですよね。この周辺のサインはほとんど照明が点灯していません。

とここで、ん?? 改札口の奥の柱に、観光スポットを案内する緑色のサインが2枚設置されています。緑色のサインはここ以外で見た記憶がありません。なんだこれ・・・

 

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改札の後ろを振り返ると、このような派手なポスターが目立ちます。緊急事態宣言はまあ仕方ないですが、その他のポスターも、まあ現役の駅として仕方のないことなのでしょうかね。ない方がスッキリしているだろうとは思います。

 

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ホーム行階段とエレベーター。非電照化されているように見えますよね。

 

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ホーム行エスカレーター。ロングスカートの巻き込みというのはかなり問題なようで、エスカレーター放送も従来の「ホーム行、下りエスカレーターです」の声優を変更の上、注意喚起放送が行われていました。正直音サイン的には美しさが欠けています。

 

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最後にお手洗も見ておきましょう。手前と奥で色が違うことがはっきりとわかります。ピクトグラムの白黒・カラーの差もありますね。どういうことなんでしょう。

さて、今回のブログでは「元町・中華街駅サイン大全」を目指しましたので、たくさんの写真を用いて紹介しました。これでも駅サイン全体の7割程度だと思いますが、ある程度みなとみらい線初期サインの全貌がつかめると思います。本当は降りる駅全てこのくらい巡りたいんですけど、都会の駅でこれを全てやっていくのは無理があるものです。いや〜駅巡りだけでもこの趣味終わらないなと思いますね。

次回は新高島駅を取り上げます。