神戸駅の改札外を観察します
前回の記事の続きです。やっと改札の外へ出ます。改札内を20分かけて回っているようですね。これを長いと思う人もいれば短いと思う人もいるのでしょう。
見慣れない柱用サインに出会います。ここもベースは茶色です。山方面海方面の表記がとても神戸らしいですね。しかしこの降車客向けの案内をなぜこの方角においているんでしょう。
浜手っていうんですね。この言い回しは初めて聞きます。
みどりの券売機の吊り下げサインというのは初めて見たような気がします。2台しか置いてないんですけど。
注目したのは入金機です。最近減る一方のこれ、ここでは珍しく残っていました。個人的には好きなんですけどね。やはり券売機と統合されゆく運命なのでしょうか。
浜の手側の出口ですね。ここも茶色。違和感満載です。
マクドナルドの電照サインが珍しいですね。ちゃんと光ってるのがいいです。
と思ったら地図の筐体が意外と個性ありますね。神戸らしさがあります。露出をもうちょっとちゃんとして、どうぞ。
出ました〜〜三宮でも名物と言っていい垂直な駅名板です。都会感があって好き。
なんか立派な看板があります。
駅前をとりあえず一枚。天気が悪い。
この後は海岸線ハーバーランド駅を視点においた写真を撮っていました。地下鉄関連は今回省略します。
ビエラ口に入りましょう。
こう見るとやっぱり雰囲気ある作りしてますよね。いい駅です。
自動きっぷうりば。古めかしい言い回しです。こちらは古い券売機が残っています。この世代の券売機、液晶画面が暗いなぁというのばかり目につきますが、昔からこんな暗かったっけ。
さすがに撮影が適当です。後ろの照明をなんとか隠して歪みなく撮影しなさい。
非電照の暗さが目立つビエラ口上のサイン。これはサイン非電照化の先進事例だったりするのでしょうか? 改札口はさっき見たので省略。この改札は簡易改札ですという表記が複数ありましたが、何を持って簡易改札なのかはよくわからずじまい。
JR西日本のサインでバラエティーに富む表記はみどりの窓口サインかもしれません。これはロゴの文字がゴナで、「きっぷうりば」とは書かれていません。
全体の写真も撮っておきましょう。
なんの変哲も無いサインをとりました。そういえば横にあるKOBE FOOD TERRACE、通りはしましたがカメラは向けなかったですね。
ビエラ神戸・・・です。まあ、撮って損はない。
こっちの方が正面口っぽいですね。
歴史ある駅舎を観察
これですこれ!かっこいい。
BE KOBEみたいなKOBEですね。もうちょっと天気良くなってくれないかな。
しばらく駅を眺めたのち、または中に入ります。
色々消えていそうですが、それでも旅行センターが残っているのはすごいことです。
連絡通路です。上にある窓が1番のりばの通路なんですね。なるほど。
これとても気になりました。こういうのがいいんですよ。
エメラルドグリーンが鮮やか。こういうのを見ていると、自然と待ち合わせ場所になっている札幌駅の「白い石」は奇跡なのかもしれません。
ここで天井に気づきました。いい作りをしていますし、それを生かしたリニューアルもいいですね。
時計の裏が観察できます。なかなか歴史を持っていそうな見た目をしています。
ここも撮っていました。古い建物なりの狭さがありますが、なかなか雰囲気がいいんですよね。
今はこの場所に店舗が入っていて、あまり広々とした感じがありません。ちょっと残念な気もしますが、50年くらい経てばまた広々とする時が来るかもしれません。
やっぱりこの垂直の駅名板ですね。これがいい。
最後にこれを撮り、地下街の訪問に行きました。
私は何を見ているのか
さて、ここまで神戸駅訪問の様子を見てきました。この旅では神戸駅は重要な目的地であり、この2日間の旅は神戸駅に行ってきたと言ってもいいでしょう。そして、今の私は圧倒的に看板に着目しています。フォントや筐体もそうですが、一番注目しているのはデザインと「神戸」の文字そのものなのかなぁと。この駅はブラウンのほかでは見られないデザインをしていましたし、神戸らしさを感じる地名がたくさんあります。そういうものを見て、0キロポストの文字を見て、神戸らしさを感じていたのかなと。
もちろん都市の駅巡りはサインだけではありません。高架駅という構造、増築の歴史、改札口の流動、バリアフリー設備などなど、着眼点は山ほど。たくさんの見方をすれば、それだけ駅が面白くなるだろうなと思います。私の駅巡りは圧倒的に地方が中心という気がしますが、都会の駅巡りの魅力は様々な楽しみ方ができることだと思っていますので、これからも楽しみたいですね。
ちなみにこの後見た地下街やハーバーランドなども大変楽しかったです。ハーバーランドは全く全貌を見きれていないので、また行きたいです。